マーチンゲール法とモンテカルロ法をオンラインカジノで使う場合、定番のカジノゲームのプレイをイメージするのはないでしょうか。
例えば、ルーレットやブラックジャック、あるいはバカラといったゲームがそれに当たります。
しかし、それ以外のゲームでオンラインカジノ上においてマーチンゲール法とモンテカルロ法は使えるのでしょうか。
そこで今回は、オンラインカジノでマーチンゲール法とモンテカルロ法が使えるゲームは他にないかを紹介します。
思いつくのはビッグホイールと大小
オンラインカジノのゲームは、意外と多くの種類があります。
実はその中でもマーチンゲール法とモンテカルロ法の運用が可能なゲームがいくつかあります。
オンラインカジノによっては、ビッグホイールや大小といったゲームも公開されていることが少なくありません。
これらのゲームは、2倍配当のベットも可能なので、マーチンゲール法とモンテカルロ法が使えます。
ここでは、この2つのゲームがどんなものか紹介していきましょう。
ビックホイールとは
まず、ビッグホイールは、ルーレットにそっくりなゲームです。
回転するホイールに書かれた数字に矢印(クラッパー)がどこに止まるかを予想し、ベットする内容です。
実際のカジノであれば、ディーラーがホイールを回転させてクラッパーがホイールを止めます。
そのクラッパーが指し示す数字で当選が決まる仕組みです。
基本は、こういった内容ですが、名称がマネーホイールだったり、クラッパーの代わりに光が止まったところで当選が決まったりします。
また、ホイールの数字も54区画に分かれてるものが一般的で、52区画などオンラインカジノの機種によって若干異なるのも特徴です。
ベットの仕方は、マネーホイールの下にあるテーブルにシートがあり、賭けたい場所へチップを置いていきます。
ただ、ベットの方法がルーレットと異なります。
まず、2倍配当の場合は、24か所ある「1」にベットし、次に3倍配当の場合は、15か所ある「2」にベットするという流れです。
ただ、結論を言えばこのゲームは対応しているものの、そこまでオンラインカジノでマーチンゲール法とモンテカルロ法をおすすめするゲームではありません。
理由として、当選確率の低さとハウスエッジの存在が挙げられます。
ここまでの文を読んでいただいてお気づきの方もいると思いますが、2倍配当でも当選確率が50%ではないということです。
54ないし52あるシンボルの中から24か所しか当たる場所がありません。
確率にして44.4~46.2%、これはわずかに数%程度の差と思われがちです。
しかし、マーチンゲール法とモンテカルロ法の運用を行う上で損失のリスクが高まることを意味します。
定番のゲームの確率が限りなく50%に近いことを考えると、利用できるものの、やや使いにくいといえるでしょう。
問題なのはハウスエッジがあることです。
ルーレットにそっくりなビッグホイールは、ハウスエッジが存在します。
オンラインカジノによって異なりますが、その比率は2倍配当で約11.1%、3倍配当に至っては約16.67%です。
理論上マーチンゲール法とモンテカルロ法が使えるものの、利益の面でいえば現実的ではありません。
もちろんハウスエッジの比率が低いところもありますが、利益のいくらかを取られてしまうのは弱点です。
大小もマーチンゲール法とモンテカルロ法が使える
オンラインカジノには大小(シックボー)と呼ばれるゲームもあります。
こちらもマーチンゲール法とモンテカルロ法が使えます。
別名「Sic-bo」「タイサイ」とも呼ばれ、実際のカジノではマカオなどアジアのカジノで見かるゲームです。
このゲームもオンラインカジノでは忠実に再現されているケースがあります。
ダイス(サイコロ)3つの合計数や組み合わせを予想するもので、ルーレットに通じるゲームといえます。
こちらも様々なベット方法がありますが、マーチンゲール法とモンテカルロ法で使えるのはワンダイと大小のベット法です。
これらは2倍配当のベット法です。
ワンダイは、ダイスの数字1~6のうちいずれかにベットする方法で、3つのうちいずれかのダイスでベットした数字が出たら当選です。
大小は、丁半ばくちに似ていますが、出目の合計が11~17で大、4~10が小のいずれかを予想します。
こちらは確率の面でルーレットに近い倍率なので、マーチンゲール法とモンテカルロ法が使いやすい印象です。
例えば、大小の出現率は、それぞれ48.6%とルーレットの2倍配当のベットとそこまで変わりません。
ただ、このゲームも実はハウスエッジを設定しているオンラインカジノがあります。
比率は異なりますが、多くの場合数%程度です。
ビッグホイールよりは少ない金額ですが、こういったルールがあるのがネックです。
定番のマーチンゲール法とモンテカルロ法のゲームに比べるとハウスエッジの分、利用しにくいかもしれません。